妊娠中職員向け執務服の導入
消防吏員はすべて服制に基づき制服や活動服等を着用して仕事をしています。
そのような中、消防という男性が大半を占める勤務環境で、女性消防官として活躍する消防吏員が妊娠した場合、服制等どうしていくのかという課題が浮かんできました。
そこで、平成28年度、駿東伊豆消防本部は、女性が働きやすい職場環境づくりの一環として、妊娠中に着用できるエプロン型の執務服を導入しました。執務服は、側面がファスナーになっており着脱がしやすく、大きめのゆったりサイズでお腹周りに余裕を持たせ、職務中のストレス軽減を考えたものになっています。
当時、沼津北消防署予防室に勤務していた妊娠7ヶ月の大川葉子さんに、エプロン型執務服の感想を聞いてみました。「締め付けがないので勤務していて非常に楽」、「階級章もあるので、消防職員として認識してもらえる」との喜びの声。
駿東伊豆消防本部は、これからも女性が働きやすい職場環境を整え、安心して妊娠、出産できるようサポートしていきます。
当時の執務中の様子 | 執務服 |